GenesisGaia Beauty: スキンケア及び化粧品研究開発に特化した遺伝子データプラットフォーム
東京、2024年2月5日 – ライフサイエンス向けゲノムビッグデータを駆使する革新的な生成型AIプラットフォームであるGenesisGaiaが、スキンケア及び化粧品業界のための新機能をリリースしたことをお知らせします。
これまで、ライフサイエンス・製薬業界は遺伝学に基づいたR&Dを活用し、薬剤の発見を行なってきました。近年ではスキンケア及び化粧品業界も、同じように遺伝学を用いて、肌の老化や状態に関わる同様のR&Dを行なっています。
スキンケア・化粧品製品開発のためのゲノムプラットフォーム
近年の市場変化により、スキンケア及び化粧品業界からの遺伝子データニーズが増加していることに着目したジェネシスヘルスケア株式会社は、これらの業界のR&D及び製品開発に特化したGenesisGaia Beauty製品をリリースいたしました。
GenesisGaia Beautyは化粧品成分、遺伝子、およびそれらが肌に及ぼす影響の関係性を明示化することにより、研究者を支援します。これらの関係性は化粧品成分と上皮細胞のRNAシークエンスから生成されたデータに基づいており、推論ではなく確たるデータを元に製品開発を行うことを可能とします。
また、GenesisGaia Beautyは相関関係の方向性およびその強度を示すネットワーク図ツールを搭載しており、研究者による直感的なデータの理解を可能とします。その他、関心のある化粧品成分・遺伝子・相関関係を絞り込むためのフィルタリング機能や、すべての関連するサポート文献の確認機能も搭載しております。
プラットフォームカスタマイズ
GenesisGaia Beautyは、新規データの追加、お客様提供・指定の公共データベースの結合、リクエストに応じた解析/アルゴリズム開発/機械学習モデル開発など、研究者の必要とする要件に合わせた製品のカスタマイズサービスを提供します。
広範なスキンケア＆化粧品ゲノムデータベース
最大級の日本人ゲノムR&Dデータベースを搭載するGenesisGaiaは、スキンケアおよび化粧品のR&Dに関連する広範なゲノムおよび表現型のデータセットにアクセスを可能とします。
研究者は34万件以上に及ぶマイクロアレイベースのゲノムデータから、特定の遺伝子や表現型を選択し、新しい製品の研究と検証を行うことが出来ます。データセットの範囲は広く、皮膚の老化、色素沈着、しわ、そばかす、または斑点の形成、UVや抗酸化物質の影響、アトピー性皮膚炎など、様々な遺伝子に関連するデータが含まれています。肌以外にも、髪の形態、円形脱毛症、男性型脱毛症などの髪に関連するデータセットが含まれています。
また、GenesisGaia Beautyを通して大規模なケースとコントロール群を有する研究コホートを作成することも可能です。これらのコホートは新規製品開発やテストマーケティングなど、様々な用途に用いることが可能です。
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ジェネシスヘルスケア株式会社について
創業20周年を迎えたジェネシスヘルスケア株式会社は、日本の遺伝子検査・研究のリーディングカンパニーとして、医療機関、企業、個人を対象に、パーソナライズドヘルスとプレシジョン・メディシンの実現に向けたサービスを提供しています。ジェネシスヘルスケアは、特許取得済のAIを活用した予測モデルを通じて、予防から診断まで高度な遺伝子検査サービスを提供しています。
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ジェネシスガイアはジェネシスヘルスケア株式会社の登録商標です。